2018/07/23 22:01
こんにちは。
さて前回の続きです。
(誕生日問題①)
気になるあの子と自分が同じ誕生日の確率は
0.27%
でしたね。
幼き日の少年Kは4日違い、少年Mは1日違い。
それでもドキドキしてしまった2人の少年。
もし誕生日が完全に一致していたら…彼らはもはや発狂していたでしょう。青春トリップガンギマリです。
「特定の人物同士」が同じ誕生日、これはなかなかの低確率であることはわかりました。
では、少し条件を変えてみましょう。
「誰か」と「誰か」が同じ誕生日である確率はどのくらいか?
これがなかなかおもしろいのです。
例えば1クラス40人の学校があるとしましょう。
その1クラスの中で、誰かと誰かの誕生日が同じである確率、どれくらいだと思いますか?
なんと
90%以上!
想像以上の高確率!?
1年は365日なんだから、180人ぐらいいて初めて確率が50%ぐらいになるような気がしてしまいますが、実際には…
23人
集まれば50%を超えるのです。
(ちなみに計算方法は時間の都合上カットします。決してわからないわけではありません。決して。)
このように人間が直感的に感じる確率と、実際の確率とでは大きな誤差があることがしばしばある(らしい)のです。
その代表的な例が今回の誕生日のケース。
数学界では「誕生日問題」と呼ばれています。
おもしろいですねー。
大人になった今、ようやく数学のおもしろさがわかってきた…いや、わかった気になってきた元少年Kなのでありました。
それでは皆様、ごきげんよう。
Blacksmith K