2018/08/09 16:23
はじめに
先日「フレンチの神さま」とも称されるジョエルロブション氏が亡くなられた。
世界で一番ミシュランの星を持つシェフとしても有名で世界各国にお店を展開している偉大な方である。
また日本の食文化、特に日本酒への造詣も深く6月にパリで獺祭と共同展開という形でレストランを開業したばかりである。
ロブション氏が料理の世界に残したものはとても大きく、これからも世界はそれとともに生きて行くのだろうと思うと非常に感慨深い。
また自分も職種は違えど、そんな世界に誇れる仕事をしたいものだと改めて感じさせられたのである。
心からご冥福をお祈りいたします。
さてあらためまして
鉄と砂糖は世界を救う
マサキです。
夏真っ盛り!!!
シュークリームを食べ暑さを凌いでいる方も多いと思うが、今回はキャンプについてのお話である。
このシーズン、いたるところでキャンプという言葉を目にすることができる。
さまざまなキャンプ用品が売られており、キャンプ特集の組まれた雑誌なんかも多々ある。
ところで諸君、キャンプというとどんなものを想像されるだろうか?
仲間でワイワイバーベキュー。
テントを張って寝袋で明かす一夜。
川や海なんかに飛び込むのもいいだろう。
どれも素晴らしいことだが
キャンプの大前提はそもそも
「自然の中で生活をする」
ということだと私は考えている。
では「自然の中で生活する」とはどういうことだろうか。
ところで皆さんはせっかくのキャンプの予定日が雨だったらどうするだろうか?
多くの方は延期や、中止を考え屋内で過ごすこと選択されるのではないだろうか?
だが、私は雨が降っていても構わず行く。
(もちろん台風なんかの時は遭難でもして周りに迷惑をかけるわけにはいかないので中止するが…)
自然界では毎日晴れているなんてことはありえない。雨も降れば風も吹く。
雨が降れば当然自分も濡れるし、薪にする木も濡れて火がつかなくなる。
川の近くの場合は増水の危険も考慮してテントの設営地も変えなければならない。
過ごしにくいことこの上ない。
疲労もたまるし、濡れれば体も冷える。
でもそこまでしてキャンプに行くのは私が変人だからではない。
それが"自然"だからである。
自然界では良いことも悪いこともたくさんある。それをどこまで受け入れられるか、そしていかにそれに順応するか
それがキャンプすなわち「自然の中で生活をすること」だと思う。
もちろん雨が降ったら嫌だという気持ちはわかる。私だってできることなら晴れて欲しい。
でも仕方ないではないか、みんな平等に嫌な思いをするのである。
1人だけ雨に降られるのならもちろんそんなのはごめんだが、素敵なことに雨は全員に降る。晴れも全員に来る。
全ては自然次第であり、なにも人のせいなんかにはできない。
自分にできることはただ必死に生きるだけなのだ。
そんなことを考えているとキャンプ中何が起ころうとストレスフリーだ!!!
私のキャンプの醍醐味はそのストレスフリーな世界に浸ることなのである。
焚火やテントなんかはその為の手段であり、目的ではないのである。
皆さんも是非そんな気持ちでキャンプを楽しんで見てはいかがだろうか。
新しい世界が見えるかもしれない
今回も私の趣味の世界の話を最後までご静聴いただき感謝します…